もがきながらのBtoBマーケティング。②

こんにちは。f:id:santaniguchi:20161214122705p:plain

IDCフロンティア(以下、IDCF)でプロモーションや広報を担当している谷口です。

前回に引き続き、IDCFが手探りでやっているBtoBマーケティングについてこれまでやってきたことをご紹介し、それが少しでも誰かの役にたてば幸いです。 (長くなりそうなので、複数記事に分けて書いています!)

前回記事はこちら santaniguchi.hatenablog.com

本記事はIDCF Cloud Advent Calendar 2016 - Qiitaに参加しています。

もくじ

ペルソナの設定

ゴール設定 

施策の中身

ゴールの設定

次に、マーケティング部署のゴールやKPIを何にするか。結構難題ですよね。 IDCFでもメンバーで何を目標とするか、色々な案が出ました。

  • 認知率を目標にする?→認知率を計測したことがなく、基準がない。

  • エンゲージメント数、率を目標にする?→エンゲージメントの計測方法がわからない。。

  • リード獲得数を目標にする?→何をもってリードとするか?確度の高さ基準の設定が難しい。。。

一般的にはリード獲得数などの目標が多いかと思いますが、IDCFは甘くないw IDCFのマーケティング・プロモーションチームは営業と同じ組織におり、マーケティングオートメーションを構築しているチームも同じ部署内にいるため、ここは腹をくくって売上(+ユーザー数)という目標を持ちました。

マーケも受注してこい!ということです。ハイ。

施策の中身 

ここからほんとにもがき始めます。。。

キャンペーンもはじめは「●●円クーポンを差し上げます!」や「抽選で●●をプレゼント!」といったものを考えたのですが、早々に法律の壁にぶつかります。 www.idcf.jp まったく意識していなかったのですが、法務担当から独占禁止法景品表示法について指摘をうけて、何度も修正修正。。。

独占禁止法はこれとか

よくある質問コーナー(独占禁止法):公正取引委員会

景品表示法はこれとか

http://www.caa.go.jp/representation/pdf/100121premiums_22.pdf

景品(モノ)を送らなければならないキャンペーンに関しては、個人情報保護法もクリアしなくてはなりません。。。(これはかなりハードル高かった…涙)

キャンペーン以外の施策では、サービスをつかってもらう最初のハードルを如何に低くするかということで初心者向けの講座を開いたり、

www.idcf.jp

サービスの操作方法をわかりやすく説明するためにチュートリアルを入れたり、

www.sprocket.bz

IDCFクラウドのアンバサダー制度「MORIO Dojo」を開始してみたり、

www.idcf.jp

その他にも、清水の舞台から飛び降りる覚悟で日経に全面広告をだしたり、ネットワーク広告やSNS広告など色々なパターンを試しました。

学んだことは、、、代理店のおんぶにだっこではダメで、やはり自分たちで常に考えながら施策をうっていかないといけないですね~痛い目にもあいましたが、それはほんとに学びましたw

 まとめ 

ということで、もがきながら手さぐりで進めてきておりますが、まだまだやりたいことできることが山積みです! 失敗もたくさんありますが、IDCFは失敗を学びとして前進させてくれる会社です。

そんな環境で一緒に働きませんか? IDCFでは、入社と同時に最大1か月の有給休暇がとれたり、100万円もらえたりするような採用制度があります。

www.idcf.jp

まずは気軽にご応募ください!

ではでは。

もがきながらのBtoBマーケティング。①

こんにちは。IDCフロンティア(以下、IDCF)でプロモーションや広報を担当している谷口です。

IDCFは主に法人のお客様向けにデータセンターやクラウドコンピューティングのサービスを提供しています。 私はIDCFでレンサバサポート、アカウント営業を経て、今はマーケティングやプロモーションを担当しています。(つまりマーケティングはド素人です) BtoBマーケティングは世の中の成功事例も少なく、IDCFも手探りでやってきているのですが、これまでやってきたことをご紹介し、それが少しでも誰かの役にたてば幸いです。 (長くなりそうなので、複数記事に分けて書きます!)

本記事はIDCF Cloud Advent Calendar 2016 - Qiitaに参加しています。

もくじ

ペルソナの設定

ゴール設定

施策の中身

 ペルソナの設定

マーケティングの本などを読めば当たり前に書いてあるペルソナの設定ですが、(恥ずかしながら)私がプロモーション部門に入った時は設定されておりませんでした。 それではまずペルソナを設定しよう!となった時、これまでなんとなく担当者個々が考えていた人物像にズレがあることが判明しました。

まずは、みんなが持っている人物像を一つづつ言語化し(所属している業種、職種、役職や興味関心分野などなど)、関係者全員が腹落ちするまで議論を重ね、定めた人物像をイメージ化しました。

言語化するために、まずはみんなの中にある人物像を付箋に書き出し情報を集め、収斂していく作業をしました。

そのペルソナをちょっとだけ。。。 f:id:santaniguchi:20161209112615j:plain

ペルソナを決めるまでにたどった軌跡は以下のようなかんじです。

  • 自分たちのゴール設定
  • 競合のイメージ
  • 顧客の設定(特徴、ペルソナ)とゴールの設定
  • 定めたペルソナはどうやったら動いてくれるか
  • 私たちの狙い再考(ペルソナに刺さって、広めてもらって、お金生まれる会社に採用してもらうなど)

このようなアイデア出し後にアイデアを収斂していくような場合、会議のファシリテーターがとっても重要です! メンバーが7,8人だとしても、話が発散したり、まったくおかしな方向に話が進んでしまったり。。。

ただ、ペルソナを決めたら、みんなの持つイメージが一致したので、施策のアイデアもたくさん出てきて盛り上がります。 会社のエライ人達への説明もペルソナを前提に施策の説明をするので話が進みやすくなりました。

ということで、BtoBマーケティングをするならペルソナは作って、メンバー全員で共有することをお勧めします!

今日はここまで。 次回は「ゴール設定」です。

では。